Lapis lazuli
シアター!/有川浩
10/07/02(Fri)20:50

あらすじ
小劇団「シアターフラッグ」――ファンも多いが、解散の危機が迫っていた……そう、お金がないのだ!!その負債額なんと300万円!悩んだ主宰の春川巧は兄の司に泣きつく。司は巧にお金を貸す代わりに「2年間で劇団の収益からこの300万円を返せ。できない場合は劇団を潰せ」と厳しい条件を出した。新星プロ声優・羽田千歳が加わり一癖も二癖もある劇団員は十名に。そして鉄血宰相・春川司も迎え入れ、新たな「シアターフラッグ」は旗揚げされるのだが…!?



私の大好きな有川浩さんの本、発売日に買ったのに何故かく積んでいたんですが彼女の本のハズレ無し具合はすごいです。

やっぱり早く読むべきでした。

『シアター!』も私の大好きな本に仲間入りですね、有川作品だと『図書館戦争』『塩の街』に次いで好きかもしれない。

小劇団を舞台にした本ってあまりない気がします、私がパッと思い付くのは恩田陸の『チョコレートコスモス』くらいかなあ(『チョコレートコスモス』もかなりオススメです!恩田さんは『ガラスの仮面』に影響されて書いたそうな)。

演劇という、なかなか知ることの出来ない世界の舞台裏を見たような気分になれました、まさかそんなにお金がかかっていたとは!

演劇はずっと本物を見たいと思ってるんですが実行出来ていないものの一つです、宝塚は演劇ではないだろうし…。

登場人物だと春川兄弟と牧子が好きです私、なかでも『泣き虫主宰』春川巧の兄である『鉄血宰相』春川司はものすごく!

読みながら多分十回以上は「こんなお兄ちゃんが欲しい…」って言ってましたね、司のなんだかんだ言ってもブラコンなところがツボです。

『シアター!』は有川作品に多いベタ甘ではないけれど、ベタ甘でないからこその魅力を感じた作品でした。

でも私としては恋愛要素がなくてもいいからまた自衛隊もの書いて欲しいですホント、自衛隊大好き!(オールカラー陸海空自衛隊制服図鑑持ってますよ私は、ははっ。確か二千円以上した…)


「あいつが貧乏こじらせて死ぬような業界なら業界のほうが間違ってる。そんな感じがしたら必ず引っこ抜くよ」
CATEGORY:読書録(国内編)
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